順調に回を重ねてきた「FESの余韻」、作品展編の最後を飾るのは小学生の水彩画です。
この企画も「ひぐみコミハFES」では、すっかりおなじみとなっていて、場所も定着しつつある図工室の壁面。今回は前後の出入口付近に子どもたちの力作が貼り出されました。
毎度のことながら絵の作者が小学校の児童とあって、フリーダムな作品に見入ってしまう大人の多いこと。屈託のない線の引き方や直感的な色使いは、画用紙から飛び出してきそうな勢いがあり、未来の大物感を周囲に発散していました。
FESの余韻/作品展8・帯泉会
今回の主役は当館以外の施設を利用することもあるという帯泉会の皆さん。これは精力的に活動している何よりの証拠ですが、そのことは展示作品にも如実に表れているようで、清らかな水の流れを見るような優しい字もあれば、揺るぎない意志を込めたような力強いものもあり、見つめるほどに書道の持つ懐の深さが感じられます。
帯泉会の方々が使っていたのは可動式のパーテーションで仕切られた研修室2の後ろ半分。
ひぐみコミハFESではどの部屋にも同じことが言えますが、各サークルの作品が入るとそこは別世界のようになります。
皆さんが心を込めて一文字ずつ綴った書は、昨年もたくさんの人を感動させてくれました。
FESの余韻/作品展6・樹脂粘土造形
ひぐみコミハは今月の1日から運営再開。しかしながら、コロナ騒動は未だ収束の兆しが見えず、ご利用は条件付きとなっております。
日本は梅雨が明けて本格的な夏がやってきました。暑さとコロナで外出する気にならないという人もいらっしゃるでしょう。そんな時は当館のブログで一息ついてください。
この作品は前々回の華道に通じるものがありますが、実をいうと「樹脂粘土」を使ったアレンジフラワー。近隣の作家さんが究極の技を披露してくださいました。
まだまだ続く「FESの余韻」、次回も楽しみにしていてくださいネ!
FESの余韻/作品展5・写真アート:その2
そんなわけで、FESの余韻・作品展の第5弾は、写真アートのパート2。
こちらも近隣の愛好家さんが出展してくださったもので、物憂げな表情を浮かべた美女の写真があるかと思えば、抽象的な中に研ぎ澄まされた感性が見えるような作品もあり、タイトル通りの「写真アート」そのものとなっています。
年に1度のフェスティバルということもあり、今さらながらという感じでもありますが、これだけの力作がよく集まったものだと、この記事を書きながら改めて思いました。