ひぐみコミハ  ブログ

東汲沢小学校コミュニティハウスは、公益社団法人とつか区民活動支援協会が運営しております。

FESの余韻/作品展10・児童絵画

順調に回を重ねてきた「FESの余韻」、作品展編の最後を飾るのは小学生の水彩画です。
この企画も「ひぐみコミハFES」では、すっかりおなじみとなっていて、場所も定着しつつある図工室の壁面。今回は前後の出入口付近に子どもたちの力作が貼り出されました。
毎度のことながら絵の作者が小学校の児童とあって、フリーダムな作品に見入ってしまう大人の多いこと。屈託のない線の引き方や直感的な色使いは、画用紙から飛び出してきそうな勢いがあり、未来の大物感を周囲に発散していました。f:id:higumicomihakun:20200904022049j:plain

FESの余韻/作品展9・ちぎり絵同好会

主な材料に和紙を使う「ちぎり絵」は、読んで字の如く「ちぎった」紙で描く絵。
この分野の日本における第一人者として名前が挙がるのは、ドラマや映画にもなった「裸の大将」こと山下清氏ですね。山下画伯は「放浪の天才画家」と呼ばれていましたが、我がひぐみコミハにも実力派集団が利用登録していて、こちらも名称は「読んで字の如く」のちぎり絵同好会。
皆さんも当館ではベテラン組と言える団体で、図工室前の展示スペースに飾られた作品には、筆と色材で描く絵に見られない世界観があり、思わず触れてみたくなる衝動にかられます。普通の描き方と少し違う「創る絵」は、とっても不思議な魅力を放っていました。f:id:higumicomihakun:20200828020612j:plain

FESの余韻/作品展8・帯泉会

今回の主役は当館以外の施設を利用することもあるという帯泉会の皆さん。これは精力的に活動している何よりの証拠ですが、そのことは展示作品にも如実に表れているようで、清らかな水の流れを見るような優しい字もあれば、揺るぎない意志を込めたような力強いものもあり、見つめるほどに書道の持つ懐の深さが感じられます。
帯泉会の方々が使っていたのは可動式のパーテーションで仕切られた研修室2の後ろ半分。
ひぐみコミハFESではどの部屋にも同じことが言えますが、各サークルの作品が入るとそこは別世界のようになります。
皆さんが心を込めて一文字ずつ綴った書は、昨年もたくさんの人を感動させてくれました。f:id:higumicomihakun:20200821121617j:plain

FESの余韻/作品展7・絵画B

油彩が日本に伝わったのは、一説によると江戸時代末期。それまでの日本では「絵画」といえば、中国から伝来した水墨画を指しました。墨で描く水墨画が生み出すのはモノクロームの世界。一方の油彩画は総天然色・フルカラーです。
そんな油絵の魅力を自らの作品で教えてくださったのが絵画Bの方々でした。
ひぐみコミハにはほぼ決まった日に来館し、多くの傑作を誕生させてきた皆さんですが、残念なことに2019年で活動を一旦休止。
当館としても長いお付き合いだっただけに淋しい限りですが、いつかまたお会いする日が来ることを楽しみにしています。本当にありがとうございました!f:id:higumicomihakun:20200814235802j:plain

FESの余韻/作品展6・樹脂粘土造形

ひぐみコミハは今月の1日から運営再開。しかしながら、コロナ騒動は未だ収束の兆しが見えず、ご利用は条件付きとなっております。
日本は梅雨が明けて本格的な夏がやってきました。暑さとコロナで外出する気にならないという人もいらっしゃるでしょう。そんな時は当館のブログで一息ついてください。
この作品は前々回の華道に通じるものがありますが、実をいうと「樹脂粘土」を使ったアレンジフラワー。近隣の作家さんが究極の技を披露してくださいました。
まだまだ続く「FESの余韻」、次回も楽しみにしていてくださいネ!f:id:higumicomihakun:20200807220742j:plain

FESの余韻/作品展5・写真アート:その2

そんなわけで、FESの余韻・作品展の第5弾は、写真アートのパート2。
こちらも近隣の愛好家さんが出展してくださったもので、物憂げな表情を浮かべた美女の写真があるかと思えば、抽象的な中に研ぎ澄まされた感性が見えるような作品もあり、タイトル通りの「写真アート」そのものとなっています。
年に1度のフェスティバルということもあり、今さらながらという感じでもありますが、これだけの力作がよく集まったものだと、この記事を書きながら改めて思いました。f:id:higumicomihakun:20200730234113j:plain