さて、サツキの花を写真に収めていた時の「出会い」ですが、その相手は花粉をせっせと集めていたコイツでした。
最初は大きさや形から判断して「クマバチ」かと思ったんですが、どうも決め手に少し欠ける感じがしたので調べてみると、「クロマルハナバチ」という名前のハチであることが判明。
これは日本に昔から生息している在来種だそうで、実は農作物や果実などの受粉にも利用されているとのこと。どっちかというと強面の外見からは想像もつかないですね。ちょっと意外。
どのくらいたくさんの花から花へと飛び回ったら、後ろ足がこんな状態になるのか分かりませんが、既に見事な花粉団子がしっかりと出来つつありました。
受粉で大活躍している昆虫といえば、おなじみの「ミツバチ」が有名ですが、その名の通り「蜜」を作らない花には寄り付かないそうで、そんな時は他のハチに出番が回って来るのだとか。
一心不乱にサツキの花を覗き込んでいるせいか、こちらの視線に全く気付いていないクロマルくん、梅雨入り前に花粉の収穫を済ますことが出来て良かったね!