ひぐみコミハ  ブログ

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FESの残像(その8・人気爆発!体験企画)

人が行動を起こす時の要因は大きく分けて2通り。自らの意志に基づく「能動的」なケースと、他者に促される「受動的」なパターンです。様々な体験の場が設けられた「ひぐみコミハFES」では、これらに当てはまるコーナーも企画されて大勢の人たちで賑わいました。いよいよ佳境に入った「FESの残像」第8弾は、そんな対極ともいえる2つの場面をレポートします。

小さなお子さんや親子連れに大人気だったのは「能動的」な企画。大きなテーブルの上に色々な材料を用意し、図工室の一角を使った「工作コーナー」では、サンプルを見ながらの創作に没頭したり、自分がイメージする作品を生み出したり、思い思いの作業に興じる姿が見られました。「ものづくり」というのは楽しいものですね。f:id:higumicomihakun:20190413170018j:plain

一方、こちらは指導者が存在する「受動的」な企画となった「スポーツ吹矢」の体験コーナー。訪れた人たちに笑顔で対応しているのは「マヤラン会」の皆さんです。参加者たちは初めて触る吹矢に興味津々の様子でしたが、的を狙って矢を吹き始めると会場全体が歓声に包まれ、時間が経つのも忘れて夢中になっているようでした。f:id:higumicomihakun:20190413170028j:plain

きっかけに「能動的」と「受動的」の違いはあったとしても、周りが全く気にならなくなるほど集中できるということは、その行為が自分自身の志向性にピタリと一致している証拠。別々の場所に設置された体験コーナーが、来場者の笑顔でそれを証明してくれました。