ひぐみコミハ  ブログ

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FESの残像(その7・極める道は和の精神)

「道」は色々なことを表す深い意味を持った漢字ですが、その中には特定の分野を追求する行為なども含まれます。7回目となった「FESの残像」がお送りするのは、日本における「道」を感じさせてくれる2つの団体。今回は芸術の域にまで高められた「和の精神」を味わってみてください。

最初にご紹介するのは第3弾でも登場した市川先生が、華道と同じく指導に携わっている「創美流・茶道」。昔の戦国武将も愛した「わび・さび」の世界は、2018年のフェスティバル会場でも再現され、和室に設けた体験コーナーを訪れた児童たちも、心地良い緊張感に触れることが出来たようです。f:id:higumicomihakun:20190406134320j:plain

そして、茶道や華道と並ぶ日本の伝統文化と言えば、手の一部と化した筆の先に全神経を集中させ、漆黒の墨で流れるように文字をしたためる「書道」。フェスティバルの体験コーナーで対応に当たっていたのは、鈴木帯泉先生を中心に活動する「帯泉会」の皆さんでした。写真は会場での一コマです。f:id:higumicomihakun:20190406134330j:plain

鍛え抜いた肉体を使って激しく動き回る「武道」は、高齢者や小さな子どもには敷居の高い「道」ですが、心を研ぎ澄ますことが重要な「茶道」や「書道」は、年齢や性別に一切関係なく誰もが体感できる「道」。「百里の道も一歩から」ということわざがありますが、どんな道も興味を持つことがスタートラインになるんですね。